2012年05月13日

到着到着。

長旅をしていたAmazon.itからの本、
後から発送された本の翌日に到着。

ご報告をしなければ、お買い物しようかな?
という人が思いとどまってしまう。

あちらの事情で別々に発送されたので、14ユーロの送料が
それぞれの本に7ユーロずつに振り分けられ。

結果として先に着いたタブッキのRequiemは
2012年増刷となっていて、作者概略でタブッキは
過去の人になっていた。
改めて彼は亡くなってしまったと思い知らされ。

ぼちぼち読み始めたRequiemは、固有名詞で登場しない主人公たちが
各章に登場して物語ができているので、
移動中に読める本。

R0017465.JPG

ジャケ買いならぬタイトル買いした。

L'ultimo e piu' misterioso romanzo della scrittrice romana

彼女の最後の作品らしい。
日本ではアルトゥーロの島とアンダルシアの肩掛けくらいしか邦訳
されていないと思うのだが、繊細な描写で残酷な小説というのが個人的な感想。
描写がきれい。
彼女よく扱う母と息子の愛。邦訳の本の帯には過剰な表現されていたけれど、
俗にいう母と息子、さらにそれがイタリア女性の視線で文学的に
書かれたらこのような感じではないだろうか。

Aracoeli

ラテン語で天空の祭壇。
ローマのおへそ、カピトリーノの丘に急峻な階段に導かれる先の
教会とその階段が、Aracoeli、アラチェーリの名を戴いている。

Aracoeliつながりで、次回はAracoeliの階段のお散歩記事で。



【mannaggia,イタリアの最新記事】
posted by romacapoccia at 17:04 | ローマ | Comment(0) | mannaggia,イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

イタリアがイタリアであってほっとした件。


image-20120510232955.png


先日、Antonio Tabucchiの他界に際して、
そうだ、次はREQUIEM読もう、ということで
Amazon ITALIA利用してみた。

通常便で送料14ユーロ。
5ユーロちょっとの本なので、
もう一冊くらい、とElsa Moranteの本を
注文したのが4月の半ば。

いろいろ注文したきものはあったのだが、
初めての利用につき、いくらAmazonとはいえ、
万が一商品が到着しても発狂しない程度の注文にしてみる。

この辺りがすでにイタリアを甘やかしているというか、
ある意味失礼な見方だな、と思いつつ。

注文からおよそ2週間後、発送案内のメール、
とともに、「申し訳ございません」メールが一通。
より欲しかったREQUIEMが品切れとのこと。
・・・なんで2週間後になって品切れがわかる?

わかったわかった、Amazonとはいえドットitだったと言い聞かせ。
それに考えてみたら、TabucchiのRequiemはポルトガル語で書かれたので
イタリアでも翻訳本だったなぁ、日本語でもよかったかと
この時点で思い始め。須賀敦子氏訳、であったら日本語をすんなり
購入したかもなぁと思っていたり。

そしてそれから、一週間後、品切れであったRequiemの発送案内のメール。
その間、一冊目はまだ到着せず。

発送案内より10日ほどで、初Amazon.itより本が一冊到着。

同じ海を越えてもAmazon.UKははい?と驚くほど
はやく着くのに比べ、のんびりしているけれど、
Amazon.itも着くなぁ(当たり前のことであるが)と、
今宵はモランテの世界へ〜、封を切る。

イタリアはやはりイタリアであった。
入っていたのは品切れで後から発送されたRequiem。

先に発送された本、どの辺りを旅しているのだろう。


後日談
posted by romacapoccia at 23:31 | ローマ | Comment(0) | mannaggia,イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

ミケランジェロを見に@サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会

先日はモンティからボルジアの階段を上りかけたところ。

borsia-invernale.jpg

これは蔦のない3月の初めのとある雨の日。
突然の雨に雨宿りする人や、
地図を広げる旅人。
座り込むにはじめっとしていて、居心地がよい階段ではない。

階段を抜けて左に曲がると、ファサードはシンプルだけれど、
午後の教会のオープンを待つ人びとがたくさん。

サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会。
ミケランジェロ作のユリウスU世の墓がある。
そのモーゼに圧巻されによく足を運ぶ。

tomba-giulio2.jpg

人物以外はミケランジェロの建築のデザインが現れている墓であると思う。
ローマの北のピア門を見上げた時の印象と同じ。
要素がいたってシンプルである。

たくさんの人びとがここに足を運ぶもう一つの理由は
祭壇の下にあるペテロが牢につながれていたという鎖。

catena-pietro.jpg

この教会の名前の由来、ここにあり。

またこの教会で注目したいのがもうひとつ。

pietro-in-vincoli.jpg

なんとなくすっきりした印象を与える教会内部。
それは柱にある。

doria.jpg

ドーリス式。

ローマでは、イオニア式、コリント式がよくみられるが、
ここはめずらしくドーリス。
イタリア内でも、ギリシャ人の時代につくられたギリシャ神殿の遺跡などは
ドーリス式が多いが、多くはイオニアやコリント式。

ローマの教会によくある、どこぞの遺跡から寄せ集められた柱群とはちがって
統一されているのがなんともめずらしく感じる。

話はミケランジェロのユリウスU世の墓に戻り。
同じミケランジェロのアントニオーニのドキュメンタリーがある。

実際には間近では見られないミケランジェロのモーゼと美しい映像を堪能されたし。

"Lo sguardo di Michelangelo"




ここでいうミケランジェロは、アントニオーニの方が強いのではないだろうか。

posted by romacapoccia at 00:24 | ローマ | Comment(0) | ローマを散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

ボルジアの階段



borsia-0.jpg

モンティでお買い物を楽しんだ後にお散歩。
モンティのすり鉢の底から始まるので、上り専門。
目指すは蔦のからまるパラッツォあたり。

borsia-1.jpg

階段を上るとようやく、Via Cavour通りにでる。
左に道なりにいけばテルミニに。
右へ行けば古のローマの中心へ。

さらに階段を上ると、蔦が垂れ下がる風情のあるパラッツォ。

borsia-2.jpg

でも、中は真っ暗。

ここは、ボルジアの階段と呼ばれるところ。
チェーザレ・ボルジアの母が住んでいたといわれているから。

今日でもこんなに暗いのだから、どれだけ暗かったのか。
暗闇から鋭い剣が・・・とかあったのだろうなぁ。
18世紀くらいまでは、ローマの街を囲むアウレリアヌスの壁に
けっこう、吊るされてあったらしいので。
ナニとは書くのも怖いですが。

borsia-3.jpg

ゆっくりおしゃべりも背筋が・・・。

といっても雨宿りにはいい場所。
時には弾き語りもいたりとかで。

モンティ底から階段を上ること5分、
ボルジアの階段の先には素晴らしい芸術が待っている。

サン・ピエトロの行列に断念したら、
ひっそりとした教会で、偉大な芸術家の彫刻を。

と、その教会の紹介はまた改めまして。

ボルジアの階段の記事になったかというと、
でました、



チェーザレ 破壊の創造者(9) (KCデラックス) [コミック] / 惣領 冬実 (著); 講談社 (刊)


コミック読まないのですが、これと、テルマエ・ロマエ は買ってしまう。



posted by romacapoccia at 22:51 | ローマ | Comment(0) | ローマを散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

切られたパラッツォ。

palazzo-tagliato.jpg

五右衛門の斬鉄剣でばっさりと切られてしまったようなパラッツォ。
見事な切られっぷり。
背後にはローマの青空がぽっかり。

palazzo-tagliato02.jpg

建物の断面を見ることも可能。
イタリアの建物、スラブが薄い。
ちょっと怖い。

元は保健所の建物であったのが、倒壊の恐れあり、ということで
立ち入り禁止に。
全部壊すことはせずに、危険なところをすぱっと切り落とし、
後は残していく。
コロッセオもこんな姿してたっけ。

確かに建物のファサードを見る限り、16世紀までさかのぼらないにしても
それなりの時代のもの。
開口部を埋めてまで残している。
スクラップアンドビルドの東京とは訳が違う。

倒壊の恐れあり、ではさすがにホームレスも住まないか。

サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂からテルミニ方向にのびる
Via Merulana通りとVia Galilei通りの交差するあたりにある。

地図の航空写真で見てみると、ばっちりうつっていて
床にいい感じに芝生の絨毯が敷かれている。

この辺りはアウグストゥスの時代には別荘があったエリアで、
アウグストゥスの友人でもあり側近のマエケナスの邸宅がある。
芸術を愛したマエケナスだけあって、水仕掛けの舞台装置のある邸宅。
電気もなかった時代だけれど、豊かな生活していた時代があったもの。


posted by romacapoccia at 13:38 | ローマ 曇り | Comment(0) | ローマを散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月21日

Auguri!

lupacchiotta.jpg

ローマの2765回目のお誕生日。
おめでとうございます。

ローマの建国自体が、史実というより
物語なわけですが、
紀元前735年がローマ建国。
4月21日も、ユリウス暦からグレゴリオ暦に変わったりですが、
ま、ま、細かいことは抜きにして
本日、ローマのお誕生日。

Auguri!
posted by romacapoccia at 22:10 | ローマ 晴れ | Comment(0) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月20日

ついに封切り、ウディ・アレンのTo Rome With Love

昨年の夏、ふとカンポ・ディ・フィオーリで出会ったロケ
ウディ・アレンとロベルト・ベニーニ見てしまうなんて
贅沢な「ばったり」。

http://www.virgilio.it/toromewithlove/


はやく見たい。見たい。見たい。
タグ:ベニーニ
posted by romacapoccia at 22:59 | ローマ 雨 | Comment(0) | 音楽・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

美しい。




3D映画というとハリウッドの娯楽映画という
ステレオタイプ。
ところがかのヴィム・ヴェンダースの久々の映画が3D?
と驚きつつ、しかもピナ・バウシュを撮ったというので
喜び勇んでといいつつ、ようやく見に行けた感じ。
もう、いつ上映終わってもいい頃ですから。

はじめは人間の身体はここまで表現できるのだという感動から、
視点はやはり映像の方へ移っていき、
こういう場所で撮るんだ、ヴェンダース。
と、ヴェンダースを堪能。

贅沢な時間。

ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち by ヴィム・ヴェンダース

追記:そう、3D映画でなくてもよかった?


タグ:映画 芸術
posted by romacapoccia at 00:25 | ローマ 晴れ | Comment(0) | 音楽・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月17日

トム VS ジェリー @コロッセオ

tom.jpg

よくみかけるローマのモニュメントのお土産の中に、ややっ。
コロッセオでトムににらまれるジェリー。

あまり見かけないお土産ですが、コロッセオのアリーナでの
弱いものたちはまさにこのような気分であったのであろうか、と。

コロッセオ。よく考えてしまうと恐ろしい場所ですが、
トムとジェリーの発想、オモシロイ。

サンタンジェロ城の近くのお土産やさんにて。
ここのお土産屋さん、他とはちょっとテイストが違うものがみつかるかも。
こんなのとか。


タグ:写真 お土産
posted by romacapoccia at 23:44 | ローマ | Comment(0) | ローマを散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

ほぼ満月

フォロ・ロマーノの月

ほぼ満月。
サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会をでて、
カンピドーリオの丘のルーパにあいさつし、
フォロ・ロマーノにでるとぽっかりと月が。
ほぼ満月。
雌狼は吠えるかな。

ローマのこんな時間も好き。

タグ:ローマ 遺跡
posted by romacapoccia at 20:43 | ローマ 晴れ | Comment(0) | ローマを散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする